ゴールボールって聞いたことありますか?
最近はパラリンピックの中継で見た人も多いと思います。
青梅市で2016日本ゴールボール選手権大会が11月26日・27日に行われました。
あのリオパラリンピック日本代表の選手たちがほとんど参加するという噂。
子ども連れて行ってきました。

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ゴールボールとは

相手のゴールに向けてボールを投げあうゲーム。
9mのゴールを3人で守ります。

簡単そうでしょ?

でもこれを目隠しでやるんです。

歴史

もともとは、第二次世界大戦で目を負傷した軍人さんたちのリハビリテーションプログラムとして考案されたものでした。

それが、1946年にオーストリアのハインツ・ローレンツェン、ドイツのセット・ラインドルによって紹介されたのが、スポーツとしてのゴールボールの始まりとされています。

パラリンピックでは、1976年にトロント大会(カナダ)で正式種目になりました。

現在、夏季パラリンピックの20競技の一つ(視覚障害者の正式種目)として行われるようになっています。

4年後は東京オリンピックでお目にかかれるはずです。

日本では、平成4年に財団法人日本身体障害者スポーツ協会がルールを日本語に翻訳して紹介してから全国的に広まったそうです。

ルール

基本は相手のゴールにボールを入れたら得点。
それだけ知ってれば観戦するには十分楽しめます。

でも、試合を見てると時々中断してサッカーのPKみたいなことやってたり、なぜかホイッスル吹かれてたり、審判が英語で何かしゃべってたり。

細かなルールも知っておくとより一層楽しめるはず。

かいつまんで説明すると…。

  1. 相手の攻撃ボールが味方に触れてから10秒以内にセンターラインを越えるように投げ返さなければいけない。(2014年から変更)
    いつまでもボールを持ってちゃいけないんですね。
  2. 攻撃(投球)は、チームエリアかランディングエリアでボールを1回以上接地させ、相手チームエリアに達するように投球しなければならない。
    直接投げ込むのは禁止ということです。
  3. 守備は自チームのエリア内で行う。
    自チームのエリアというのは、自コートのゴールから2/3のエリア。(2014年から変更)
  4. プレー中にベンチから支持を与えてはいけない。
    思わず「右!左!」と外から教えたくなりますが、禁止です。観戦も静かにやりましょう。

ルールに違反するとペナルティが与えられ、相手の攻撃を1回、違反をした選手一人だけで防がなければなりません。

たぶん、これくらい知っていれば楽しめるんじゃないかと思います。
詳しくは、日本ゴールボール協会のオフィシャルサイトをご参照くださいね。

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感想

骨伝導ヘッドホンの解説あり
骨伝導ヘッドホンの解説あり

で、実際の試合ですが、生で見るとものすごく迫力あります。
なんといっても、ボールの重量感。

見た目はバスケットボールみたいですけど、普通にバウンドしません(笑)

コートに落ちると、ドスン、と重い音。
直径28cmですが、重さは1.25kg。中には鈴が入ってます。

これを男子選手はバウンドさせて相手コートに投げ込むんですよ~!
ものすごいパワー。

それを音を頼りに体で止めるんです。

普通、目をつぶってキャッチボールできますか!
しかも1.25㎏もある物体が猛スピードで飛んでくるのを体で止めるんですよ!!

素人がやれば顔面で受けて鼻血ぶーってなるのがおちですよ。

それを難なくやってのける選手たちはすごいです。

なんとなく見てると、普通にコートを動き回る選手たち。
でも、全員アイパッチとアイシェードで視覚を遮断しているんです。

普通、暗闇の中ですたすた歩けますか!

もはや、障害者スポーツというよりは、特殊能力を持った人たちのための競技ですね、これは。

観戦のポイント

ゴールの幅は9m。それを3人で守るので、大体の飛んでくる位置がわかれば、3人寝そべって手足を伸ばすとほぼブロックできそうです。

点が入る時って、ものすごいパワーで投げたボールが、バウンドと回転を伴って守備にぶつかって跳ね上がった時が多かったな。
もう一つは、守備側がすぐに攻撃して相手の守備が間に合わなかった時。
それと、ペナルティ後の一人守備の時。

パワーボールをどう守備するか。
守備側の動きも注目です。角が狙われたとき、反対側にいる選手はこぼれ球を拾うようにバックアップに入ります。
守備にあたって浮き上がったボールをキャッチするさまは芸術的ですね。
だって、見えてないんですよ。まさに神業。

パワーでかなわないときの、速攻。
ボールをキャッチするなり投げ返す。しかも、まったくバウンドしないすーっと滑るような早いボール。
それに反応してブロックする守備側の動きも素晴らしい!

ペナルティ後の攻撃。
一対一の勝負。
緊張感漂います。
攻撃側の球筋は? 球種は?
守備側は反応できる?

ほんと、面白かったです。

でも、大声出して応援しちゃいけませんよ(笑)

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