ランドセルには学習院型とキューブ型があります。
メーカーさんのサイトを見ると書いてありますね。
特徴と選ぶ際のポイントについてまとめました。

学習院型とキューブ型

学習院型ランドセル


上の画像は、萬勇鞄さんのランドセルです。

学習院型ランドセルは明治時代に学習院初等科で採用され、全国に広まりました。スタンダードなランドセルとなっています。

写真をよく見ると、背中側の角に縫い代のようなヘリがありますね。
これがあるのが学習院型です。

これ、ただの縫い代というわけではなく、ランドセルの強度を保つのにも一役買っています。

また、小さなロッカーに入れた時に、ランドセルの側面に傷がついてしまうのを防ぐという役割もあったりします。
ただ、多少外側に出っ張っていいる分、内寸に対して外寸が大きくなりがちということと、多少重くなるという面もあります。
その点については、各メーカーさん工夫していますので、詳しくはメーカーさんの公式サイトをご参照ください。

ちなみに、萬勇鞄公式サイトはこちらです。

キューブ型ランドセル


↑の画像は、カバンのフジタさんのランドセルです。

ヘリがありませんね。このため大容量だけどコンパクトに作ることができます。重量もやや軽めに。

多少、耐久性は落ちるようですが、補強材を入れたり、素材を組み合わせたりしながら各メーカーさん工夫をされています。

信頼できるメーカーさんのものであれば6年間使うことを前提にしていますので、安心できるとは思います。
各メーカーさん特徴がありますので、詳細は確認してみてくださいね。

キューブ型に力を入れているメーカーさんと言えば、カバンのフジタさん。

総牛革のキューブ型ランドセルを縫える職人さんは数少ないそうです。
子どもにとって危険通学となる雪国ならではのアイデア詰まった安全安心なランドセルを作っているのがカバンのフジタさんです。
公式サイトをご参照ください。

どちらを選ぶ?

一般的には、

耐久性重視→学習院型、使いやすさ重視→キューブ型

ですが、各メーカーさん、より軽く使いやすい学習院型、より耐久性のあるキューブ型等、工夫していらっしゃいます。
耐久性か使いやすさかという傾向はあるものの、使っていて大失敗というところまではならないのではないかと、個人的には思います。

特に革工房系のランドセルは、熟練した職人さんが愛情込めて作っているわけですからね。

各工房さんの技術力が出る部分でもありますので、よく見比べてから選びましょう!


↑1950年創業の老舗 萬勇鞄さん


↑キューブ型ランドセルと言えば カバンのフジタさん

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