いよいよ秋。
お出かけと言えば、紅葉観光です。
神社の紅葉ってきれいですよね。でもそれなりにマナー、作法があったり。
はしゃぐ子どもをおさえつつ、子ども連れで紅葉を楽しむコツです。

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楽しみながら親子で学ぶ

神社って一応神聖な場所ですけど、お出かけ中の子どもは楽しくって大はしゃぎ。

「こんなことやっていいのかなぁ」なんて思って注意してみたり、
「あんまり厳しく言うのもねぇ」と思って自由にさせてみたり。

どの辺までいいのか悪いのか。

まずは基本的なマナーを知りましょう。

マナーの基本

実際に神社に行ったときに気を付ける順に解説していきます。

鳥居

神社の入り口に必ずあるのが鳥居。

「ここから先は神様のおうち」
と教えてあげましょう。

お友達の家でいえば玄関です。
玄関から入る時、どうします?

そう、「おじゃましまーす」ですね。

神様への挨拶は、ちょっと止まってお辞儀でOKです。
子どもたちには「お邪魔します」って言わせてもいいかもね。
ここからは、他人の場所って自覚ができて、むちゃくちゃな遊びはしなくなるかも。

あまりにはしゃぎすぎた時も、
「ほら、ここは神様のおうちですよ!」
って注意できますからね。

参道

鳥居をくぐると参道が続きます。
奥にあるのが本殿。本殿が神様のお部屋です。

この参道は神様の通り道。
なので、いきなりお邪魔しに行った身としては、神様の邪魔にならないように端を歩きましょう。

子どもたちには、
「ここは神様が歩く道。見えないけど今歩いてるかもしれないよ。ぶつかっちゃいけないから端を歩こうね。」
と伝えてあげましょう。

手水舎

参道の途中に水が汲める場所があると思います。
これは手水舎(ちょうずしゃ)と言います。

文字通り手を洗う場所です。

ほら、お友達の家に上がり込んで手が汚いままだったら嫌がられるでしょ。

だから、神様の家でも上がったら手を洗います。
この習慣、昔は禊(みそぎ)と言って体を清めるものだったそうですが、徐々に簡略化されて今のような形になってます。

これにも順序があって、

  1. 右手で柄杓(ひしゃく)を取ります。
  2. 水盤の水を汲み上げ、左手にかけて洗います。
  3. 柄杓を左手に持ち替え、水を汲み上げ右手を洗います。
  4. 再び柄杓を右手に持ちかえて、左手のひらに水を受けて溜めます。
  5. 口をすすぎます。柄杓に直接口をつけないようにしましょう。
  6. 静かにすすぎ終わって、水をもう一度左手に流します。

神社本庁HPより
大人になるとこのような作法が必要な場に出くわすことも多いですから、しっかり教えてあげるといいんじゃないでしょうか。

これ、きっと子どもたち、ひしゃくに口つけて飲んでしまいますよね。
ぜーったいにダメですよー!
口をつけないことと、一回ですくった水で済ますのが基本です。

いよいよ参拝

さて、本殿にたどり着いたらいよいよ参拝です。

鈴(すず)

本殿のお賽銭箱の上にあるあれです。ガラガラってやつ。
鈴じゃなくて鰐口(わにぐち)になっている所もあります。

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鰐口

この音で魔を払うという意味があります。
そして清められた空間で、神様の力が発揮しやすくなります。

まず最初にこれを鳴らします。
呼び鈴みたいなものだよと教えてあげればよいでしょうか。
しかも、
「悪いものを追い払う呼び鈴だね」って。

むしろ、防犯ベル?

お賽銭

鈴を鳴らしたらお賽銭を入れます。
これ、投げる人がほとんどですけど、本当は投げてはいけませんよ。

お賽銭は、お友達の家にお邪魔した時に
「いつも仲よく遊んでくれてありがとう。今日もこれからもよろしくね。」
と持っていくお土産です。

気持ちだからそんなに高額はいらないと思います。

けど、お土産を投げて渡す人はいないですよね。
そっと、お賽銭箱に入れましょう。

二拝二拍手一拝

お賽銭をそっと入れたら、二拝二拍手一拝です。
神社によっていろいろあるみたいですが、ほとんどは二拝二拍手一拝でOKです

二回お辞儀をして、二回柏手を「パン、パン」と。そして最後に深く一回お辞儀です。

柏手はその音で邪気を払います。
紅葉の中、シーンとした神社に「パーン」と柏手の音が響く。

正に悪いものを遠ざけるような感じがします。

子どもたちにも、
「神様の力を借りて悪い気をやっつけるような大きな音出してね」
と教えてあげましょう。

「パーン...パーン...」

そして、心を込めて深々と一礼して終わりです。

ここまでやると、子どもたちもすがすがしい気分になって、妙に神聖な感じ(笑)
はしゃぎまくって周りの人に迷惑を、ってのもなくなります。

お参りの後は...

神社って、だいたい森の中にあります。
神社を囲んでいる森って鎮守の森って言われて、

鎮守の森(ちんじゅのもり)とは、日本において、神社に付随して参道や拝所を囲むように設定・維持されている森林である。鎮守の杜とも。
古神道における神奈備(かむなび・かんなび)という神が鎮座する森のことで神代・上代(かみしろ)ともいう。

という場所です。
かつては自然そのものが信仰の対象だったわけで、当然神様もそこに住んでいました。
だから、本殿は鎮守の森に囲まれているんですね。

なので、自然一杯、紅葉もきれいです。

神様にはご挨拶済みですので、神様の(参拝者にも)迷惑にならない程度にゆっくりし癒されてから帰りましょう。

そこでの禁止事項なんかは大体、看板に書かれていたりしますので、それに従えばOK。

判断に迷ったら、むやみに叱るのではなく、
「神様のお家だよ」と教えて子どもたちが自分で考えられるようにしてあげましょう。

ここまでのマナーを守って、子どもと話しながら参拝した後なら、はしゃぎ過ぎてひんしゅくをかうなんてこともないのではないでしょうか。

参考:神社本庁HP

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