
秋の味覚の秋刀魚(さんま)。ここ数年高騰していたのですが、今年はどうも違うみたいですね。
8月終わりころから、各地の豊漁のニュースが届きました。
8月下旬でかなりの漁獲量。すでにピーク並み。しかも例年より太っておいしいとか。
さんまトリビア
豊漁の理由
この豊漁の理由は諸説あるようです。
YOMIURI ONLINEによると、国立研究開発法人水産研究・教育機構の主任研究員曰く、
…また、エルニーニョなどの海洋環境の変化や、稚魚が生育する黒潮周辺の水温の変化が資源量に影響を与えるとの研究結果もあるが、その関係はまだはっきりしていない。…
https://www.yomiuri.co.jp/fukayomi/ichiran/20160928-OYT8T50067.html
とのこと。構複雑みたいですね。10~20年周期で増減するのだとか。

来年もおいしいサンマが味わえるのか? わかりませんよ~。
サンマは内臓も食べられます
無理に食べろってわけじゃないけど。
サンマは他の食用魚よりも食べたものを消化するスピードが早いそうで、魚独特の臭みが少ないそうです。
さらに、さんまの内臓には鉄分とビタミン12が含まれています。これを食べない手はない。けど、臭みが少ないとは言っても、焼いただけでは苦いですよね。
生姜とかみそを加えて料理すれば食べやすくなります。
それでも苦いものは苦い。子どもは苦手かも。
通の逸品って感じです。

「秋刀魚が出ると按摩(あんま)が引っ込む」と言われるほど栄養豊富で健康維持に欠かせない食べ物です。今年は内臓にもチャレンジしてはいかが?
下顎の先端が「黄色」になっているさんまは新鮮
水揚げから3日程度過ぎると下あごの先端が黄色から茶色に変わってきます。なので、サンマを選ぶときは下あごが黄色いものを選びましょう。
よく、傷のついているサンマは敬遠されがちですが、下あごが茶色くて傷がついていないサンマよりも、下あごが黄色くて傷のついているサンマの方が新鮮なんです。
傷は水揚げしてからついたものですから。

ただ、傷がついていると痛みやすいので早めに食べるようにしましょう。
同じ理由で、目が真っ白のものや、血がにじんでいるものも水揚げ時に生じたものなので、実は鮮度のバロメーターにはなりません。知ってました?
旬は9月の中旬から10月の上旬
一番脂ののっているサンマが採れる時期です。市場に出回る流通過程を考えると、10月終わりころまでがさんまのおいしい季節ですかね。
しかも、今年は安い! そしてうまい! たくさん食べましょうや(^^)