プール熱 大人の場合の症状と対策・対応・治療・予防

咽頭結膜熱、いわゆるプール熱です。これはアデノウイルスの感染によって引き起こされます。
ちょうどプールが始まる夏の時期、子供たちがプールで感染する、と思われているため「プール熱」という異名を持ちますが、実は大人もかかるんです。症状は、高熱、のどの腫れ、扁桃腺炎、結膜炎等が主。ほかにも頭痛や腹痛、全身の倦怠感などが出ます。

アデノウイルスは感染力が強く、飛沫感染や接触感染が主な感染経路です。

プール熱と大人の感染

ちょうど、プールは子供たちが密集して「キャーキャー」騒ぎながら遊んで、中にはタオルの貸しっこまでしたりと。
アデノウイルスにとってはおいしい場面なんですね。
だから、プールでうつされることが多く、「プール熱」と言われるようになったんでしょう。

大人は、子どもたちのようなプールの入り方はしませんし、他人のタオルを借りたりもしないので、プールでうつされることは少ないと思います。

プール熱は感染者の90%が子どもです。

でも、感染力の強いアデノウイルス。子どもの看病しているうちに大人も感染してしまうことが多いようですね。

一般的に大人のほうが免疫力が強いため、子どものように高熱が続くことは多くありません。咽頭結膜炎の典型的な症状(高熱、のどの痛み、結膜炎)が揃うことはまれで、インフルエンザやヘルパンギーナに似た症状がでることが多いそうです。
ただ、子どももそうなんですが、アデノウイルスの型によっては肺炎を併発することもあるそうで、注意は必要です。

治療法は?

残念ながら、プール熱=咽頭結膜熱(アデノウイルス感染症)に対する直接的な治療法はありません。病院だと解熱剤や点眼薬を処方されることはありますが、直接ウイルスを薬でやっつけることはできなく、対症療法が主になります。
栄養や水分補給に気を付けて、ゆっくり休むのが一番の治療法。

加えて大切なのは、ほかの人にうつさないこと。

予防法は? うつさない、うつされないようにするために

プール熱の感染経路は主に飛沫感染と接触感染です。
なので、手洗いが最大の予防。
そして、食器やタオルの共用は避けること。

例えば、家族で大皿から取り分けて食事をしている場合、口→箸→大皿料理→口、という感染経路が出来上がります。また、タオルを共用して感染者の口や目をふいた後にほかの人が使うと、感染しやすい状態になります。
意外と盲点なのが、歯ブラシを同じ場所に置いている場合。使った後の歯ブラシが触れ合うと、そこに感染経路が出来上がります。

また、子どもを看病しているときに、子どもが咳やくしゃみをしていると飛沫が目や口に入って感染します。
なので、マスクはもちろんですが、眼鏡もしておくのが望ましいようです。
このマスク、最近は使い捨てタイプが主流です。一度使ったものを裏表間違えてつけてしまうと、ウイルスを直接口に入れることになりかねないので注意しましょう。

ウイルスの付着した手で自分の目や鼻を触ることでも感染しやすくなりますので、手洗いも必須です。

症状が収まったあとも2週間は唾液や便のなかにアデノウイルスがいるとのことなので、治った後も油断は禁物です。

ちなみに、アルコール殺菌は効きにくいそうですね。
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出勤していいの?

プール熱は、「第2種伝染病」ということで、子どもの場合は出席停止になります。症状がおさまった2日後から出席可となります。

ところが、大人の場合は、このような法律上の規定はありません。(医師から言われることはあるかもしれませんが)
結局、個人の判断に任せられますが、ウイルスをまき散らすリスクがあることは常に意識しておきましょう。

プール熱の症状と治療・予防

●高熱
38~40度の高熱が4日~7日間続く

●咽頭痛
喉が赤くなり、痛みが4日~5日間続く。咳が出ることもある。

●結膜炎
目が充血したり目やにが出たり痛むなどして目を開けるのが辛い症状。

感染してから発症するまで(潜伏期間)は5日~6日くらい、症状は3日~7日程度持続。

直接の治療法なし。解熱剤、点眼薬等の対症療法が中心。
栄養と休養が一番の薬

予防は、タオル・食器等の供用を避ける。看病するときはマスク、メガネ着用。手洗いの徹底。

お大事に!!

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