先日の福島沖での地震。
津波警報にびっくりした方、多かったんじゃないでしょうか。
津波警報と実際の津波。時間差がありました。
これ、重要なことです。
津波警報と実際の津波
気象庁の発表によると、地震発生は11月22日5時59分。
震源地は福島県沖で、震源の深さは約25km、マグニチュードは7.4。
ごろ福島県などで震度5弱。(修正後のデータです)
ほぼ同時に、テレビから地震警報。
関東地方でもゆっさゆっさと大きな振幅の揺れがありました。
よくある地震とは違う大きな揺れ。
3.11を思い出させるような不気味な感じでした。
「もしや」
と思ってテレビに注目していると、津波警報が…。
津波警報
最初の津波警報はこのようなもの。
予想は3mです。でもTVの中継を見ると漁船が止まっていたり車がうろうろしていたり。
6:05頃、あわただしく動き始めました。
漁船も動き始めています。
この時点ではまだ津波は確認できず。
近隣沿岸では6:20~6:30の津波到達予測なので、もう来る頃です。
6:20ころ。おおよそ避難されたようです。
車の往来は見えますが、ちらっと寄ってすぐに出ていくような。
残った人を運んでいるのかもしれません。
緊急車両が行き来するのが見えます。
決死の覚悟なんでしょう。
徐々に明るくなってきますが、津波はまだのようです。
「もしかして大丈夫?」
そんな感覚に襲われます。
「津波、大丈夫なのかな?」
津波が来る!
6:41、いわき沖20Kmで津波を観測。
予報より大幅に遅れてます。
小名浜港では引き波を観測。
津波は地震のエネルギーで海面が盛り上がった状態。
盛り上がったところの外側は、水面が下がっています。
それが近づいてくると海岸では引き波(さーっと海岸が遠ざかるように動く)として観測されます。
それが、引き波。
6:49、小名浜港で60㎝の津波を観測。
小名浜港をじっと見ていると、右から左へ海水の流れ。
右側が陸、左側が海です。
これが引き波です。
7:00頃、流れがいったん止まります。そして逆方向へ。
警告し続けるアナウンサー。
夜が明けて周囲がはっきりと見えてきます。
緊急車両が一台止まっています。赤く見えるので消防の方でしょうか?
どんな気分なんだろう。
押し波、引き波の間隔は10~20分くらいでしょうか。
繰り返す押し波引き波
各地で津波到達の報告が入ってきます。
それぞれ1m以下。
でも、警報での津波の高さは引き上げられます。
押し波・引き波の間隔は徐々に短くなっているような…
3.11の時も第一波は10㎝程度の高さでした。
それで安心して家に戻ったところに巨大津波がやってきました。
不気味な静けさの中にサイレンが鳴り、避難を呼びかけるアナウンサーの声がこだまするようです。
呉羽化学の火災は事務所だったようで、とりあえずよかった。
工場が燃えたらどうなることか…
安倍首相が声明を発表
外国にいた安部総理が声明を発表します。
早い対応だと思います。
海は静かに押し波と引き波を繰り返す…。
原発の冷却装置が停止しているという情報が入る。
みなさん無事に避難しているのだろうか。
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